ウラゴマダラシジミ
ウラゴマダラシジミ (2008年6月16日 神奈川県横浜市) |
梅雨の季節になると、イボタの花が咲き始める。 白く小さな花は雨の中にぽっと浮き出るようだ。 この蝶はイボタを食樹にしている。 開花に合わせるように6月初旬ころ羽化を始める。 イボタの木からあまり離れることもない。 昔は多摩丘陵のちょっとした谷にイボタがあってこの 蝶もいくらでもいたが、宅地開発で最近はその姿を 見かける機会も随分少なくなった。 翅の模様(斑紋)は地味であまりおもしろくないが、 根強いファンを持っている。 清楚で気品のある蝶である。 |
ウラゴマダラシジミ (2023年6月4日 千葉県市原市) |
ウラゴマダラシジミ (2021年5月24日 千葉県市原市) |
ウラゴマダラシジミ (2021年5月24日 千葉県市原市) |
ウラゴマダラシジミ (2020年5月25日 千葉県市原市) |
ウラゴマダラシジミ (2019年5月28日 東京都日野市) |
ウラゴマダラシジミ (2019年5月28日 東京都日野市) |
ウラゴマダラシジミ (2019年5月28日 東京都日野市) |
ウラゴマダラシジミ (2016年5月29日 神奈川県横浜市) |
ウラゴマダラシジミ (2014年6月21日 山梨県北杜市) |
ウラゴマダラシジミ (2011年7月15日 長野県軽井沢町) |
ウラゴマダラシジミ (2013年6月23日 山梨県北杜市) |
ウラゴマダラシジミ (2007年6月4日 埼玉県所沢市) |
ウラゴマダラシジミ (2008年6月1日 神奈川県横浜市) |
ウラゴマダラシジミ (2008年6月1日 神奈川県横浜市) |
2008年の春の東京は雨の多い年だった。 気象庁の観測によると、4月、5月の計61日の内37日で降雨が 記録された。 特に4月の降水量は240ミリで過去最多だった。 春の蝶たちも大変だったのではないだろうか。そしてもう入梅の 季節だ。 久しぶりの晴れ間、蝶の観察に出かけた。 イボタの大木には白い花がいっぱいつき、それを見上げていると、 ウラゴマダラシジミが元気に飛んでいた。 雨上がりに気温が上がったのを見計らって一斉に羽化が始まった らしい。 美しいウラゴマダラシジミの乱舞だった。 |
ウラゴマダラシジミ (2008年6月1日 神奈川県横浜市) |
ウラゴマダラシジミ (2008年6月1日 神奈川県横浜市) |
ウラゴマダラシジミ (2008年6月1日 神奈川県横浜市) |
ウラゴマダラシジミ (2016年7月3日 群馬県) |