キリシマミドリシジミ
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |
キリシマの名前がつく昆虫や植物にはキリシマツツジ、ミヤマキリシマ、 キリシマミドリシジミなどがある。いずれも日本で初めて国立公園に指 定された霧島連山にちなんでつけられた。 天上界から見ると「霧に煙る海に浮かぶ島」がありそれが霧島のもとに なったという。天照大神が神々を降臨させた由緒ある地でもある。 キリシマミドリシジミは東京の昆虫少年にとってあこがれの蝶でもあった。 それがだんだん箱根、丹沢にまで生息することが解明された。 昔、箱根の小涌園の庭先のアカガシで採卵すると、キリシマの白い卵が いくつも採れ、それを飼育したことがある。羽化したキリシマは標本箱の 片隅に今も大事に保存してある。 今年熊本にゴイシツバメシジミの観察に出かけた時、霧島温泉に宿泊 した。ホテルの窓から見ると湯煙が幾本も上がっていて、素晴らしい佇 まいだった。 その直後に静岡でキリシマの撮影をすることが出来た。 神々のお力添えがあったのだろうか。 |
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |
キリシマミドリシジミ (2016年7月30日 静岡県東部山地) |