カラフトルリシジミ
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |
大雪山系に生息するウスバキチョウ、アサヒヒョウモン、ダイセツタカネ ヒカゲ、カラフトルリシジミは天然記念物に指定されている。氷河期の生 き残りのような蝶でもある。北海道の高山蝶のイメージが強いが、この うちカラフトルリシジミは然別湖の近くでは標高800メートル、根室半島 では海岸近くの湿地にも生息していて純粋な高山蝶とは言えない。 この蝶と出会ったのは2017年の夏のことであった。黒岳に登って何と か撮影したいと思ったが、出会いは叶わなかった。 翌日然別湖の近くの生息地に出かけた。霧が深く漂っていて条件はあ まり良くなかった。息子がガンコウランの群落をそっと叩いて行く。 するとちらっと飛ぶ小さな蝶がいた。じっと目を凝らし、止まったところを じっとみると紛れもなくカラフトルリシジミだった。 霧の水滴に濡れながら止まっている可憐な蝶はとても美しかった。 飛行機の時間の関係でここにいられたのはわずか15分ほどだったが、 レンズを向ける胸が高鳴った。 |
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |
カラフトルリシジミ (2017年7月23日 北海道大雪山国立公園) |