ハヤシミドリシジミ
ハヤシミドリシジミ (2014年7月8日 北海道小樽市) |
僕が今も大事にしている図鑑がある。 ポケットサイズのほんとに小さな蝶の図鑑だ。 「日本蝶類解説」というこの本の奥付を見ると、昭和26年6月発行で 定価は250円になっている。林慶二郎先生が書かれたものだ。 こどもの頃、この図鑑をそれこそ毎日、毎日眺めていたものだった。 レベルが高くこどもにはもったいないような図鑑だった。 ハヤシミドリシジミはこの林先生に因んで命名されたという。 カシワ林に生息しており、北海道などでは海岸沿いのカシワの防風林 などから見つかることが多い。 こどもの頃蝶の先生としては林先生と磐瀬太郎先生が高名だった。 お二人に拙い質問を手紙で出したが、磐瀬先生はすぐにお返事を下さ ったが、林先生から頂くことはなかった。 |
ハヤシミドリシジミ (2014年7月8日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ♂ (2020年7月7日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ♀ (2020年7月7日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ (2014年7月8日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ (2014年7月8日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ (2014年7月8日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ (2014年7月8日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ♂ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ♂ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ♂ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
道路に止まったハヤシミドリシジミ♀ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ♀ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミの交尾 (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ♂ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ (2015年7月6日 熊本県阿蘇市) |
ハヤシミドリシジミ (2018年7月20日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ (2018年7月20日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ (2018年7月20日 北海道小樽市) |
ハヤシミドリシジミ (2008年7月16日 北海道富良野市) |
朝9時過ぎ、林道を歩いていると、ちょっと木陰の湿った 砂利道に白い蝶があちこちで一生懸命吸水していた。 橙色の斑紋からどうやらハヤシミドリシジミのようだ。 この蝶は普通は夕方活発に行動するが、朝、こうした行 動をすることは珍しい。 時折り2頭がもつれるように卍飛翔をしている。ちらちら 見えるグリーンの翅の色も鮮やかだ。 この占有活動もハヤシミドリは他のミドリシジミ類より少な いと言われている。 こうした活動はむしろオオミドリシジミに見られ、オオミドリ かなとも思ったが、そうではないらしい。 現地で昆虫写真家のUさんとお会いしたが、そのHPを見 るとハヤシミドリシジミの珍しい活動として紹介されていた。 あれだけいたハヤシミドリシジミだが、10時を過ぎるとどこ へ消えたのか、まったく姿が見えなくなっていた。 残念ながらグリーンの翅の写真は撮れなかった。 |
ハヤシミドリシジミ (2008年7月16日 北海道富良野市) |
ハヤシミドリシジミ (2008年7月16日 北海道富良野市) |