ベニシジミ


ベニシジミ
タンポポの綿帽子でポーズを取るベニシジミ
(2008年4月30日  千葉県千葉市)
   

   今は歌うのかどうか分からないが、唱歌に「酸模の咲く頃」と
   いうのがあった。

   酸模とは「すかんぽ」と読む。

   北原白秋作詞、山田耕作作曲で、

    「土手のすかんぽ
    ジャワ更紗
    昼は蛍が
    ねんねする…」

   という歌で、子供の頃よく歌った。

   ベニシジミは春先、よくタンポポやハルシオンなどの花に来て
   全国どこでも普通に見られる。

   東京近辺では3月下旬頃から晩秋の11月頃まで発生を繰り
   返しているようだ。

   ベニシジミはスカンポ、ギシギシなどタデ科の植物を食草にし
   ていて、都市の近郊の雑草地、土手などで生き延びている。
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2022年3月14日 千葉県船橋市)
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2021年3月4日 千葉県船橋市)
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2021年3月4日 千葉県船橋市)
 ベニシジミ
ベニシジミ 
(2020年4月8日 千葉県市川市)
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2020年3月22日 千葉県市川市)
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2020年3月5日 埼玉県都幾川町)
ベニシジミ
ベニシジミ
(2018年4月13日 埼玉県武蔵嵐山町)
 
ベニシジミ
ベニシジミ
(2018年4月16日 千葉県千葉市) 
ベニシジミ
ベニシジミ
(2017年4月17日 千葉県船橋市)
 
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2013年6月3日 千葉県千葉市)
交尾中のベニシジミ
交尾中のベニシシジミ
(2006年10月9日  神奈川県横浜市)

 ベニシジミ(交尾)
ベニシジミ(交尾9
(2020年6月3日 千葉県木更津市)
   小さな丘の野道を歩いていると、枯れたアザミの花の上で
   愛を交歓しているベニシジミのカップルがいた。

   お互いにうっとりしているのか、近づいてもまったく関心が
   ない。

   30分ほど観察したが、そのままじっとしているので、邪魔
   をして、アザミを揺らしてみた。

   ベニシジミは「うるさいなあ」とでも言うように、抱き合ったま
   まふらりと飛び立ち、そばにあった花の上に移り、もっと、
   仲良しに愛を交わすのだった。
ベニシジミ
交尾中のベニシジミのカップル
(2006年10月9日  神奈川県横浜市)

ベニシジミ
ベニシジミ
(2016年4月22日 千葉県千葉市)
 
ベニシジミ
ベニシジミ
(2016年4月22日 千葉県千葉市)
 
ベニシジミ
ベニシジミ
(2009年4月16日 北総花の丘公園)
ベニシジミ
ベニシジミ
(2009年4月23日 埼玉県さいたま市)
ベニシジミ
ベニシジミ
(2010年5月10日 東京都八王子市)
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2015年4月29日 神奈川県横浜市)
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2015年6月14日 北海道上川町)
 ベニシジミ
ベニシジミ
(2018年6月5日 千葉県千葉市)


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