ツマムラサキマダラ
ツマムラサキマダラ♂ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
”バタフライ効果”という言葉がある。 「カオス理論」で初期条件のわずかな差が時間とともに大き く拡大して、結果的に大きな違いをもたらすことに使われる。 「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起きる」 「アマゾンで舞う一頭の蝶の羽ばたきが、遠く離れたシカゴ に大雨を降らせる」 そんな詩的な表現で説明されることもある。 この蝶の翅のきらめきを見ると、なぜか謎めいた不思議な感 覚にとらわれる。 それにしてもなんと美しいブルーだろう。 この日の沖縄はあまり天気が良くなく、雨が時折り落ちてくる 空模様だったが、それでも雲間からのわずかな日差しにきら りと輝きを見せる。 光線の具合で様々に輝きを変える。 まさに”蝶の宝石”そのものだ。 「真珠の耳飾りの少女」で知られるオランダの画家、フェルメ ールは独特の「フェルメール・ブルー」を生み出したことで知ら れるが、その彼がこの蝶の翅の輝きを見たら、どう思っただ ろうか。 いつまでもいつまでもツマムラサキマダラに出会えた幸せを 噛みしめたのだった。 |
ツマムラサキマダラ♂ (2019年5月15日 沖縄県石垣市) |
ツマムラサキマダラ♀ (2019年5月13日 沖縄県石垣市) |
ツマムラサキマダラ (2022年11月12日 沖縄県石垣市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♀ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♀ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2014年10月16日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2014年10月16日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2014年10月16日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♀ (2014年10月17日 沖縄県中城村) |
ツマムラサキマダラ♀ (2014年10月17日 沖縄県中城村) |
妻はどうも沖縄と相性が良くないようだ。 2年前は旅行中に体調を崩し、帰宅して間もなく大腸ガンの手術を受け ることになった。 今回も旅行の最終日に具合が悪くなってしまった。 生憎日曜日で、泊まっていた本部町には診察してくれる病院がない。 聞いてみると名護まで行けば県立病院があり、そこは急患を受け入れ てくれるという。ともかく息子に車を走らせた。 先生の診断は大動脈解離の疑いがあるという。 至急検査をして出来れば入院した方がいいという。しかし、夕方のJAL を予約してあり、妻も何とか帰りたいと言う。 先生に頼み込んで、痛み止めの薬と応急の処置をしてもらい、午後3時 までベッドに休ませてもらった。 なんとか帰宅した。 翌日、救急車で自宅近くの救急病院に搬送される破目になった。 沖縄、特に北部に行く機会が多い、蝶ファンは骨折、けがを含め万一 病院に行くことも考えておいた方がいい。 沖縄は相性が悪いと言ったが、蝶のために妻を犠牲にすることは止めた 方がいいのかもしれない。 |
ツマムラサキマダラ♂ (2007年10月30日 沖縄県南城市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2013年10月27日 沖縄県西表島) |
ツマムラサキマダラ♂ (2013年10月27日 沖縄県西表島) |
産卵するツマムラサキマダラ♀ (2013年10月28日 沖縄県石垣市) |
ツマムラサキマダラ♂ (2014年11月28日 沖縄県石垣島) |
ツマムラサキマダラ (2015年10月14日 沖縄県石垣市) |
ツマムラサキマダラ (2015年10月14日 沖縄県石垣市) |
ツマムラサキマダラ交尾 (2018年6月23日 沖縄県中城村) |