カバマダラ
カバマダラ (2007年10月29日 沖縄県那覇市) |
カバマダラより一回り大きいオオカバマダラは「Monarch Buterfly」(王様の蝶)と呼ばれている。 渡りをする蝶として知られており、アメリカからメキシコまで 3800キロを飛び続け、標高1600メートルの高地の森林 で越冬する。 特定の木々に群がるように翅を寄せ合い越冬する姿は自 然の不思議そのものだ。 しかし、食草のトウワタが喘息の原因になると言われ各地で 刈り取られ、越冬地の森林も伐採でこの蝶の生態に大きな 影響が出ているという。 かっては沖縄、南西諸島で採集されたこともあるが、今はそ の姿はまったくなく、見られるのはカバマダラのみである。 意外と華奢な感じの蝶で、ふわふわと飛んでは花によく集ま る。花に止まっているところはなかなか絵になる蝶である。 |
カバマダラ (2022年11月10日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2022年11月10日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2022年11月10日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2007年10月29日 沖縄県那覇市) |
カバマダラ (2009年10月12日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2013年10月14日 神奈川県横浜市) |
3連休の最後の日、秋晴れの快晴だった。 横浜でカバマダラが発生していると聞いて、観察に行って来た。 あちこち、うろうろと探し、やっとポイントにたどり着いた。 フジバカマが咲いているところにカバマダラが優雅に舞っていた。 夏の終わりころ、台風に乗ってやって来たらしいという。 ガガイモに産卵、それが発生の基になっていた。 青空をバックに軽やかに舞い、フジバカマで吸蜜する。 カメラマンが何人かいて一斉にシャッターを切るのだった。 カバマダラは3年ほど前から静岡で発生が伝えられている。 これも台風の置き土産らしく、トウワタを食草にかなり発生したとい う。 地球温暖化も一つの要因なのだろうが、横浜の冬を乗り越えて世 代を重ねていくのはやっぱり無理だろう。 |
カバマダラ (2013年10月14日 神奈川県横浜市) |
カバマダラ (2013年10月14日 神奈川県横浜市) |
カバマダラ (2013年10月14日 神奈川県横浜市) |
カバマダラ (2013年10月14日 神奈川県横浜市) |
カバマダラ (2013年10月26日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2014年11月28日 沖縄県石垣島) |
カバマダラ (2014年11月28日 沖縄県石垣島) |
カバマダラ (2016年11月8日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2017年10月13日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2017年10月13日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2017年10月13日 沖縄県石垣市) |
カバマダラ (2018年6月23日 沖縄県中城村) |