ウスイロコノマチョウ
ウスイロコノマチョウ (2009年10月14日 沖縄県石垣市) |
古典バレエの名作に「ジゼル」というバレエがある。 バレエを始めた人なら誰でも一度は踊ってみたいと憧れる 作品だ。 村娘ジゼルが村にふらりとやって来た青年アルブレヒトと 恋に陥る。しかし、バチルド姫の一行が村を通りかかった ことから愛する青年が実は貴族で、姫と婚約していること が分り、ジゼルは狂乱の中、死んでしまう。 第一幕の明るく、華やかな恋の場面と打って変わって、第 二幕は暗い森の中のウィリー(精霊)の世界だ。 純白のロマンチック・チュチュの精霊たちが美しい踊りを踊 る。ジゼルとの真実の愛に気づいたアルブレヒトはジゼル の墓のある森にやって来るが、ウィリーたちに”死の踊り” を踊らされる…。 ウスイロコノマチョウには迷惑な話かもしれないが、いつも 「ジゼル」と結びつけてしまう。”森の精霊”に見えるからだ。 沖縄では普通に見られるが、本州では各地に記録はある ものの土着は疑問視されている。 森の中の小道などを歩いていると、ひらりと飛び出してくる がまた、すぐに葉裏などに隠れてしまう。 昼間よりも夕方の方が活動時間帯なのもどこか”ウィリー” と似通っている。 クロコノマチョウと酷似していて、秋型は特に判別がむつ かしい。 |
ウスイロコノマチョウ (2013年10月28日 沖縄県石垣市) |
ウスイロコノマチョウ (2022年11月12日 沖縄県石垣市) |
ウスイロコノマチョウ (2009年10月14日 沖縄県石垣市) |
ウスイロコノマチョウ (2010年3月14日 沖縄県石垣市) |
ウスイロコノマチョウ (2007年10月31日 沖縄県沖縄市) |
ウスイロコノマチョウ (2007年10月31日 沖縄県沖縄市) |
ウスイロコノマチョウ (2011年12月5日 沖縄県石垣市) |
ウスイロコノマチョウ (2012年4月2日 沖縄県名護市) |
ウスイロコノマチョウ (2014年10月17日 沖縄県中城村) |
ウスイロコノマチョウ (2015年5月7日 沖縄県石垣島) |
ウスイロコノマチョウ (2017年10月14日 沖縄県石垣市) |