ヒメジャノメ


ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2016年5月31日  千葉県市川市) 

   蝶の名前で「ヒメ」というのはしゃれていて、なかなか素敵な
   感じがする。

   たとえばヒメギフチョウ、ヒメシロチョウ、ヒメアカタテハ…など
   である。

   「ヒメ」というのは小さくて、かわいらしいということなのだろう。
   それにやっぱり気品があるということも付け加わるのかもし
   れない。

   ヒメジャノメは残念ながら、そういうイメージとは違うといったら
   怒られるだろうか。それにヒメジャノメとコジャノメとあるのも
   紛らわしい。

   いま住んでいる千葉県の船橋市は自然保護にはまったく無頓
   着で周辺に雑木林もほとんどなくなってしまった。

   ヒメジャノメの写真を撮るのもなかなかむつかしくなってきた。
   寂しいことだ。
 ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2020年6月7日 千葉県千葉市)
 ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2019年5月24日 神奈川県横浜市)
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2016年5月31日 千葉県市川市)
 
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2016年5月31日 千葉県千葉市)
 
 ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2014年6月9日 千葉県市川市)
 ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2014年6月9日 千葉県市川市)

ヒメジャノメ
(2006年9月24日  千葉県市川市)
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2008年6月4日 千葉県市川市)

   市川市に大町自然公園という小さな公園がある。

   自然がよく保全され、カワセミが生息している。カワセミがよく
   飛来する池の周りには朝早くからカメラマンが脚立を立ててシ
   ャッターチャンスを狙っている。

   運が良ければ瑠璃色に輝かせた羽をきらめかせながらやっ
   てくるカワセミを見ることができる。

   そんな公園の片隅にヒメジャノメがいた。

   よく似た蝶にコジャノメがいるが、ヒメジャノメは後翅裏面の蛇
   の目が上から段々小さく三つある。コジャノメは三つの下に四
   つめがあり、その四つめは少し大きい。

   秋型は白い帯がまっすぐあるのも特徴だ。
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2009年8月18日 北関東山地)
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2007年6月27日 神奈川県川崎市)
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2008年6月1日 神奈川県横浜市)
ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2008年6月4日 千葉県千葉市)
 ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2015年6月7日 栃木県)
 ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2015年9月23日 千葉県船橋市)
 ヒメジャノメ
ヒメジャノメ
(2018年5月20日 千葉県市原市)


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