シロオビアゲハ


シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2007年10月30日 沖縄県南城市)
 シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2017年10月10日 沖縄県南城市)

   秋の沖縄では一番目につくアゲハチョウである。

   ハイビスカスやランタナなどの花を軽快に訪れている。

   黒い翅にくっきりした白い線が一本通り、涼やかな感じ
   がする。バレリーナのようなイメージがある蝶である。

   いま、K−バレエを主宰している熊川哲也が若かりし
   頃、ローザンヌのコンクールで「ドン・キホーテ」を踊り、
   その鋭く、高い、華やかな跳躍が世界の注目を集め
   た。そのイメージとこの蝶がなぜかだぶって思い浮か
   ぶのだ。

   温暖化で南方系の蝶の北上が話題になるが、この蝶
   は奄美以南、沖縄、石垣島に産し、かたくなにその分
   布圏を守っている。

   メスはオスと同じ白い帯のものと、赤紋のあるものと二
   つのタイプがある。

   花の周りを飛び回っていると、何か別種の蝶のような感
   じさえする。
 シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2022年11月10日 沖縄県石垣市)
 シロオビアゲハ

シロオビアゲハ
(2022年11月10日 沖縄県石垣市)
 
シロオビアゲハ
(2019年5月15日 沖縄県石垣市)
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2016年11月9日 沖縄県石垣市)
 
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2016年11月9日 沖縄県石垣市)
 
 シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2016年2月22日 沖縄県石垣市)
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2015年10月12日 沖縄県竹富町)
 
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2007年10月30日 沖縄県南城市)
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2007年10月30日 沖縄県南城市)
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2012年5月5日 沖縄県名護市)
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2015年4月7日 沖縄県中城村)
 
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2015年4月7日 沖縄県中城村)
 
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2011年12月4日 沖縄県石垣市)
 
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ
(2009年10月12日 沖縄県石垣市)
シロオビアゲハ
シロオビアゲハ 
(2010年3月16日 沖縄県石垣市)
シロオビアゲハの♀はベニモンアゲハに擬態したベニモン型が発生す
ることで知られている。
飛翔しているときはてっきりベニモンアゲハかと思ってしまうが、よく観察
するとシロオビアゲハであることが分かる。

ベニモンアゲハは胴体もちょっと毒々しい赤だが、こちらは黒い。

ジャコウアゲハやベニモンアゲハは毒蝶として知られ、鳥は忌避すると
言われる。シロオビアゲハもこうした自然の摂理から、擬態するように
なったのだろうか。

久米島の林道にはセンダングサの花がたくさん咲いていた。

シロオビアゲハもベニモンアゲハも数はそんなに多くはなかったが、ど
ちらかなと観察するのはとても興味があっておもしろかった。 
 シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2019年5月15日 沖縄県石垣市)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2016年11月9日  沖縄県石垣市)
 
 シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2011年10月20日 沖縄・久米島)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2015年10月12日 沖縄県竹富町)
 
シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2015年10月12日 沖縄県竹富町)
 
シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2011年12月4日 沖縄県石垣市)
 
シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2011年12月4日 沖縄県石垣市)
 
 シロオビアゲハ(ベニモン型)
シロオビアゲハ(ベニモン型)
(2014年10月18日 沖縄県大宜味村)


アゲハチョウ科へ戻る