ヒョウモンチョウ(ナミヒョウモン)
![]() ヒョウモンチョウ (2009年7月16日 長野県諏訪市) |
山の蝶草に止まりて花となる 今井千鶴子さんの句である。 この句は最初は「花の如」だったという。星野立子が朱を入れ、 その瞬間句はにわかに生命を持った。 細い草の先にすがって揺れていた蝶はいまもはっきりと目に あると今井が語っていたのを読んだことがある。 ヒョウモンチョウはヒョウモンの仲間の代名詞のような名前であ る。しかし、どれも紛らわしくなかなか判別がしにくい。 裏面の模様などで同定していくことになる。 とくにこのヒョウモンチョウとコヒョウモンはよく似ていてなかなか 見分けがつかない。 |
![]() ヒョウモンチョウ (2019年7月24日 群馬県吾妻郡) |
![]() ヒョウモンチョウ (2019年7月24日 群馬県吾妻郡) |
![]() ヒョウモンチョウ (2019年7月24日 群馬県吾妻郡) |
![]() ヒョウモンチョウ (2016年7月10日 山梨県富士河口湖町) |
![]() ヒョウモンチョウ (2014年7月8日 北海道苫小牧市) |
![]() ヒョウモンチョウ (2010年7月26日 長野県東御市) |
![]() ヒョウモンチョウ (2009年7月16日 長野県諏訪市) |
![]() ヒョウモンチョウ (2009年7月20日 山梨県富士河口湖町) |
マツムシソウが咲き始めると、高原にも秋の風がそろそろ 吹き始める。気温がぐっと下がる高原の夜を蝶たちはどう やって過ごしているのか、気になってくる。 華麗な秋の草花と打って変わってヒョウモンチョウの翅は 痛んで痛々しい。 ヒョウモンとは文字通り豹(ヒョウ)の紋を持った蝶という意 味である。別名で並(ナミ)とつけられたりしているが、これ もかわいそうでやはりヒョウモンチョウと呼んでやりたい。 食草はワレモコウ。 ワレモコウも秋の草原の代表的な植物で、ゴマシジミの食 草にもなっている。 ワレモコウは吾亦紅と書くが、高浜虚子の句に 「吾も亦 紅なりとひそやかに」というのがある。 そんなことを考えると、並などと呼ぶのは失礼だなあと思え てくるのである。 |
![]() (2006年9月2日 長野県湯の丸高原) |
![]() (2006年9月2日 長野県湯の丸高原) |
![]() ポカリスエットに来たヒョウモンチョウ (2013年8月5日 山梨県富士河口湖町) |
![]() ヒョウモンチョウ (2015年7月26日 長野県浅間山地) |
![]() ヒョウモンチョウ (2015年7月26日 長野県浅間山地) |
![]() ヒョウモンチョウ (2015年7月26日 長野県浅間山地) |
![]() ヒョウモンチョウ (2016年7月3日 群馬県) |
![]() ヒョウモンチョウ (2017年7月2日 群馬県榛名山) |
![]() ヒョウモンチョウ (2017年7月2日 群馬県榛名山) |
![]() ヒョウモンチョウ (2017年7月15日 北海道函館市) |
![]() ヒョウモンチョウ (2017年7月23日 北海道上川町) |