ミヤマチャバネセセリ
![]() ミヤマチャバネセセリ (2024年4月21日 千葉県木更津市真理谷) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2024年4月21日 千葉県木更津市真理谷) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2015年8月1日 栃木県日光市) |
マニュエル・ルグリがパリ・オペラ座を引退した。 その引退までの60日間を追ったドキュメンタリーをテレビで 紹介していた。 番組の中で振付家がルグリに「ダンサーの動きではない。 歌舞伎の玉三郎のような動きをしてほしいんだ」と厳しく注文 をつけるシーンがあった。 バレエは縦の動きが中心だが、歌舞伎はむしろ横の動きが 中心だ。 玉三郎の舞台はとても魅力的で大好きだが、中でも「鷺娘」が 華やかだ。 青白い薄明かりの雪降る川のほとり、柳が1本あるきりだ。 そこに舞台中央のせりから白無垢の娘が後姿で現れる。 娘は恋心を胸に舞うが、手の動き、体の動きから鷺の精であ ることが読み取れる。バレエ「白鳥の湖」のオデットとよく対比 される。 やがて、娘は”引き抜き”で真っ赤な衣装の町娘に早変わり する。そして最後は”ぶっ返り”で鷺の姿になり、髪を振り乱し て狂乱の舞いを踊る。 次々と舞台の上で変化する歌舞伎独特の早変わりの妙技は 蝶の幼虫から蛹、美しい羽化と重なり感動そのものだ。 ミヤマチャバネセセリは東京近辺にも分布しているが稀だ。 イチモンジセセリによく似ているが、裏面の羽の付け根近くに 大きな白点があることで見分けがつく。 イチモンジセセリと思っていると白い点があって「あっ」と緊張し たり、ミヤマチャバネセセリと慎重に近づくと「なあんだ」とがっ かりさせられたりする。 どちらもめまぐるしく飛ぶので、なんだか歌舞伎の早変わりを見 ているみたいだ。 |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2015年8月1日 栃木県日光市) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2015年8月1日 栃木県日光市) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2015年4月28日 千葉県千葉市) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2013年4月22日 東京都小金井市) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2009年8月18日 北関東山地) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2009年8月18日 北関東山地) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2015年8月16日 山梨県富士河口湖町) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2015年8月16日 山梨県富士吉田市) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2015年8月16日 山梨県富士吉田市) |
![]() ミヤマチャバネセセリ (2016年7月20日 山梨県富士山麓) |