ギンイチモンジセセリ


 ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2015年4月28日 千葉県千葉市)
 ギンイチモンジセセリやヒメシロチョウは撮影がなかなかむつかしい。
 躰は小さいがちょこちょこ、ちょこちょこと動き回りなかなか止まってく
 れない。小さな翅を動かして、よく疲れないものだと感心するが、いつ
 までも飛び回って止まらないのだ。

 千葉市の川原で昨年春、この蝶と出会った。天気が良すぎるのか、た
 くさん発生しているのだがカメラの前でうまくポーズを取ってくれる良い
 子はまったくいない。2時間ほど粘ったが、まったく撮影出来なかった。
 止まらないうえ、発生しているのが河川のアシやヨシの中なので、その
 中に潜り込んでしまうので、追いかけて行くのが大変なのだ。

 3日後、曇り空の日、再び出かけた。
 するとこの日はアシの中に潜って飛び立たない。この日も完敗だった。

 今年の春、再度覗いた。4月25日に行くとかなり飛んでいるが、やっぱ
 り止まってくれない。また失敗。多摩川の河原は入りやすく撮影もしやす
 いのだが、ここはむつかしい。

 28日、今度は朝早く自宅を出て8時前に現地に着いた。がさがさと叩く
 と飛び出してくる。まだ朝が早いせいか、飛び立ってもやがて止まってく
 れる。うまくいった。

 ギンイチモンジセセリを撮影するのは朝早くか、夕方がよいようだ。 
 
ギンイチモンジセセリ
 (2023年8月5日 栃木県日光市)
 
ギンイチモンジセセリ
(2023年8月5日 栃木県日光市)
 ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2023年8月5日 栃木県日光市)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2019年4月22日 埼玉県ときがわ町)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2019年4月22日 埼玉県ときがわ町) 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2018年4月16日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2018年4月16日 千葉県千葉市) 
 ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2017年4月29日 千葉県千葉市)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2017年4月29日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2017年4月29日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2017年4月29日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2016年4月22日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2016年4月22日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2015年4月28日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2015年4月28日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2015年4月28日 千葉県千葉市)
 
ギンイチモンジセセリ(羽化不全)
ギンイチモンジセセリ
(2015年4月28日 千葉県千葉市)
 
 羽化不全の個体がいた。
 飛翔は何とか出来るのだが、すぐに止まる。
 なんとか元気でがんばってほしい。
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2008年5月6日 東京都府中市)
   
   翅の裏に銀色の帯が一文字にすっと入っている。

   しゃれた小粋な感じがある蝶だ。

   銀一文字(ギンイチモンジ)の名前のいわれでもある。

   この蝶が好んで棲んでいるのはススキなどの生い茂った原。
   かって多摩川の河川敷などには多くのギンイチモンジセセリ
   が生息していたが、河川の改修、ゴルフ場や野球場などへ
   の利用が相次ぎ、今はほとんどその姿を見ることが出来なく
   なった。

   今見られるのは山地のススキなどの草原が中心だ。
   表は茶褐色一色。小柄で、ススキを縫うように飛んでいる。

   ススキの原をかき分け、かき分け、泥まみれになって撮影す
   るのも大変だが、小粋なこの蝶の姿を見ると心和む感じが
   する。

   気がつくと、カメラを持った手はススキの葉で傷つき血がにじ
   んでいた。
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2008年5月6日 東京都府中市)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2008年5月6日 東京都府中市)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2008年5月6日 東京都府中市)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2009年4月30日 東京都多摩川)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2009年4月30日 東京都多摩川)
   ことし(2009年)のゴールデンウィークは天気に恵まれた。

   蝶友のKさんから「遊びに来ませんか」と誘いを受けた。

   ギンイチモンジセセリはススキの原を忙しく飛び回り、なかなか
   シャッターチャンスがないのが悩みの種だが、この産地のギン
   イチモンジセセリはススキの原から抜け出して、周辺の花で吸
   蜜してくれるお利口さんなのだ。

   小さな花にしがみつくように止まると、花たちは折れ曲がりそう
   になるが、蝶はゆっくりと蜜を吸う。

   小さな花々と小さなギンイチモンジセセリと、そこは小さな蝶の
   楽園なのだった。
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2009年4月30日 東京都多摩川)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2009年4月30日 東京都多摩川)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2009年4月30日 東京都多摩川)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2009年4月30日 東京都多摩川)
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2009年5月30日 山梨県美し森山)
   美し森山に登った。

   天気はあまり良くなかったが、1542メートルの山頂でちらちら
   飛ぶ蝶がいた。

   目をこらしてみると、ギンイチモンジセセリだった。

   この蝶がこうした標高のところにいるとは以外だった。

   ギンイチモンジセセリの高標高の記録はどのくらいなのだろうか。
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2014年4月13日 東京都府中市) 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2014年4月23日 東京都府中市)
 
ギンイチモンジセセリ
ギンイチモンジセセリ
(2014年4月23日 東京都府中市)
 


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