こちらはあっさり出会いがあった。Tさんからはウスコモンマダラも
同じ場所で発生していたと聞いていたがウスコモンマダラは見つ
からなかった。

ルリモンジャノメは台湾から南の東南アジアに広く分布しているが
２０２１年に西表島で採集された。その後西表島で継続的に発生
が続いている。石垣島では昨年偶発的に発生が確認されたが今
年になって島内各地で確認されている。

ヤシ科植物がうまく適合しているようでひょっとしたらうまく定着し
そうだ。

２６日も朝早くヒメウラボシシジミ、その後はルリモンジャノメ探しに
出かけた。ヤシ科植物を手掛かりに探していると息子のお嫁さんが

「いっぱい飛んでいますよ」と教えてくれた。発生地になっているら
しい。７，８頭が飛んでいた。撮影していると近くで交尾が見つかっ
た。

交尾中のカップルに別のオスが盛んにアタックしている。うまい具合
に表翅も撮影出来た。止まっているときは翅を開かないようだが表翅

はオスの後翅は茶色、メスは白点の列がある。

ルリモンジャノメで日本産蝶の撮影は２５４種になった。短い滞在だっ
たがいい遠征になった。

ルリモンジャノメは１１時頃から昼頃が一番活動するようで午後にな
るとあまり見られなくなる感じがした。